自毛植毛と毛根培養・クローン
公開日:
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最終更新日:2016/06/27
自毛植毛の方法・やり方
自毛植毛でもクローン技術の近代的な研究が進められており、髪の毛を幾らでも増やせる毛根培養が注目を集めております。
毛根培養は毛髪培養とも呼ばれており、自分の後頭部や側頭部の脱毛症になりにくい部位の毛乳頭を採取してクローン技術で培養し、それを頭皮に植え込んでいくという技術のことです。
そもそも、クローンとは生物体の細胞から無性生殖的に増殖して、全く等しい遺伝子を受け継いだ個体のことを指しており、自毛植毛に活かせるのではないかと考えられております。
今現在実施されている自毛植毛は、自分の髪の毛を別の場所に移し変えることで薄毛を克服できるため、効果的なAGA治療の一つとして認識されました。
ハゲが引き起こされている人でも、後頭部や側頭部の髪の毛は男性ホルモンの影響を受けず、いつまでも残されることが多いので、自毛植毛は人体のメカニズムに焦点を当てた素晴らしい治療なのです。
しかし、利用できるドナーには制限があり、自毛植毛の回数というページでも、大よそ12,000本から13,000本ということについて説明致しました。
つまり、薄毛部分の髪の毛を増やすことができても、頭皮全体の毛髪の量は変わっていないという点が自毛植毛のデメリットなのです。
その点、クローン技術を活用した毛根培養であれば無制限にドナーを作れるので、いくらでも頭皮に髪の毛を増やすことができます。
今現在薄毛で悩んでいる男性や、これから対策を始める人にとって、毛根培養は希望の光になるのではないでしょうか。
後頭部からたった一つの毛乳頭を取り出して培養すれば良いだけですし、移植する全ての毛髪を頭皮から採取する必要はないため、傷跡が頭皮に残らないというメリットもあります。
メスを使用しないFUE法による自毛植毛でも、機械を使って行われる外科的な手術である以上、何かしらの負担は頭皮に加わるので、毛根培養が素晴らしい治療だということがお分かり頂けるはずです。
とは言え、毛根の組織培養技術は研究段階で、今のクリニックで実施されているわけではありません。
リッツ・メディカルクリニックでは試験的にクローン技術を行っているらしく、2012年にマウイでも頭皮皮膚臨床医療学会で毛根の培養に関するプレゼンテーションが行われました。
それでも、実際に稼働するまでには長い月日を待たなければならず、今現在では自毛植毛しかクリニックで受けられないというわけです。
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